共同試験事業の中核となるのが“共同試験場”です。
“共同試験場”は、その名の通り生コン工場が必要とする様々な試験を共同で実施する試験場で、生コン工場が自ら試験を行う場合と同等と考えることができます。
しかし、ここで問題となるのが共同試験場で行う試験の“信頼性”や“公平性”です。この問題を解決するため昭和57年2月、全生工組連は国の指導に基づき共同試験場の認定制度創設を決定し、これまで制度の運用を行ってきました。現在、全国には60を超える認定共同試験場があり、JIS Q 17025「試験所及び校正機関の能力に関する一般的要求事項」に適合する試験場として、生コンの品質を確保する上で欠かせないものとして全国的に定着しています。
